2015年8月18日火曜日

いよいよ 幼稚園選び(さがし)の時期に なりましたね。

      入園前の お子さんを お持ちの お父さん お母さんへ
          いよいよ 幼稚園選び(さがし)の 時期になりましたね。


  最近では 幼稚園が「認定こども園」に なっていたりして とまどわれているのでは 
 ないでしょうか・・・

  「幼稚園」という 場の あり方 受けとめ方が さまざまになってきていることは事実です。
 それは 子どもの側から そのようになっていかなければならない要素が あったのでしょうか。
 いいえ 決してそうではありません。 大人の側からの都合によるものなのです。

  確かに 昨今の社会情勢から 各家庭の収入が低くなっていき 夫婦の労働形態の
 増えつつあることで 幼稚園の形態も 変わりつつある状態に 突入してまいりました。

       それでも 私は 思うのです。 本来の幼稚園教育の大切さを!!

  日本に 幼稚園ができたのは 1876年 東京御茶ノ水女子大に付属として設置されました。
 改定はされながらも 「幼稚園教育は 幼児期の特性をふまえ 環境を通しておこなうもので
 あることを基本とする」と 示されています。すなわち 幼児期の子どもの発達を正しく
 とらえ 子どもの側に立った 的確な環境を 意味しているものでした。

  しかし その子どもの側に立った環境が くずれつつあると感じています。

  一般社会の中で 幼児期の子どもの心身 心も体も まだまだ幼いのですよ~ということが
 重要視されていません。
  元気で 楽しい 笑顔の子ども達です。でも 一方で とてもとても 神経過敏で
 繊細な心を持つ 一人の人間だということを ・・・・・
  ついこの間 この世の中に誕生し 一人の人間としてのスタートの ホヤホヤの時期
 であることを 考慮して もっともっと 子どもの発達に気を使うべきだと思うのです。

  腫れ物にさわるような 気の使い方ではありません。「幼児期」は 特別な時期
 言いかえれば 人格形成の基礎・土台となる時期だということを 認識し 子どもの側に
 立った環境を考えてこそ 本来の幼稚園教育 昔ながらの幼稚園なのです。

    その形態を 私どもは存続していきたいと 思っています。

  もちろん 本園では 子どもの生活に合わせた シフトの組み方を考え 預かり保育も
 活用しながら 仕事をされているお母さん達がたくさんいらっしゃいます。

  本園の 教育方針をご理解いただき そして 真剣にお子さんの教育を考えて 本園を
 選んでくださり 応援していただいていることを 嬉しく思っていますとともに 大変
 感謝しています。


  幼稚園選び(さがし)の お父さん・お母さん
 とまどうことなく お子さんの 人格形成の基礎・土台となる時期を ご一緒に考え
 あっていく 場を お決めになって下さい。

                園 長    西 崎 澄 子

 

  

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